恨みや不満をなくす方法。
・嘘をつかれた
・だまされた
・ないがしろにされた
・軽んじられた
・ひどい扱いをうけた
・傷つけられた
これらは全部、
「相手のせい」の思考です。
そしてそう思っている限り、
私たちは幸せにはなれません。
だって、「相手」のことは
変えられないのです。
この先も、ずーっと、
その「相手」の出方しだいで、
自分の気持ちは左右されてしまいます。
相手が変わらなければ、
ずっとその恨みやネガティブ感情からは
抜け出せない。
たとえ相手が変わっても、
過去の恨みやネガティブ感情を
ずっと引きずって、
結局許したり幸せになれたりは
できないままかもしれない。
私たちが今すぐ”幸せ”になる方法は、
「今」、幸せになると決めることです。
幸せなあり方をすると決めることです。
そしてそれは、
「相手のせいでこうなった」人生を、
「相手のせいで、こうされた」という生き方を、
やめることです。
それは生き方の選択、
物事の見方の選択であり、
自分のあり方の選択であり、
考え方のクセの選択です。
「あの人に、こうされた」
「あんな人が、こんなひどいことをしなければ」
そんなふうに感じ取ってしまうのは、
ただの【クセ】です。
今までそうしてきたことの蓄積で、
クセになっているのです。
クセは、自分では気づかないものだったり、
気づいてもなかなか変えられないものです。
でも、長年続けてきたことだから、
クセになっている。
であるなら、
新しい選択をして、
それを曲がりなりにも長年続けていけば、
今度はそちらを「クセ」にすることも
できるということです。
だからこそ、「選択」なんです。
今ここから、どういう「選択」を
自分はしていくか。
それはいつも自分の手の中にある。
恨み続けるのも、
不満に思い続けるのも、
自分が「選んで」することです。
自分は何を選びたいのか、です。
とてもひどいことをされた経験、
生きていて事故に遭うような悲しい経験、
そういったことを、
無理やり乗り越えていけとか、
そこで悲しんでいるのは弱いことだとか、
そういう意味では全くありません。
自分が幸せに生きるために、
「被害者」の枠組みから
抜け出すことを
【自分が】選ぶことが
大切だということです。
そして、選びたいと思ったときには、
選ぼうと決めたときには、
その方法は確かに存在するんです。
column by 上村あかり