パーソナルライフコーチの上村あかりです。
私は、日常の中でお悩みや葛藤・不安や
モヤモヤした気持ちを抱える方が
自ら変化するための方法を、
コーチングを通してお伝えしています。
明るく幸せそうに見えても
心の中で秘かにお悩みを抱えている方は多いのだと、
過去の自分の体験からも、
多くの方のご相談からも感じます。
「自分が嫌いで、変わりたいのに変われない」
「自分に自信がもてず、他人軸になってしまう」
「目標はあるが行動が進まない」……
そうしたあらゆるお悩みから抜け出すための
思考や道すじを導き出せるのがコーチングです。
長年悩み続けていることも、
意外にするりと糸がほどけることがあります。
私自身、ネガティブで憂鬱な思考癖から
変わることができましたが、
もっと早くコーチングに出会っていれば
苦しい時間を減らすことができただろうと思うことも、
ライフコーチをしている想いの源泉の
ひとつになっています。
私の想いは、
「変わりたい」
「もっと良くなりたい」
「もっと幸せになって周りも幸せにできる人になりたい」
そんなふうに願う心優しく向上心にあふれる方々が、
理想を叶えるためのガイド役でありたい。
そして私の理想の未来は、
悩みにとらわれず自分で自分を幸せにできる方が増えることで、
家庭の中や職場で、そうした方々から
周囲の方たちにも幸せな影響が広がり、
世の中全体に幸せや温かく穏やかな気持ちが増えること。
そういった社会の中で、多くの人が
生き生きと心穏やかに生きやすくなること。
また、夫婦関係・親子関係・家族関係のいざこざや不仲を
解消できる方法を知る人が増えることで、
幸せな家庭や、幸せな家庭で育つ子どもたちが増えることです。
この想いは、自分自身の経験に根ざしている面も大きいので、
以下は私自身のことを簡単に書かせていただきました。
目次
生い立ち~家族の遍歴
1987年9月28日、札幌市生まれ。
父は自由人で破天荒、母は真面目で働き者、
そんな対照的な性格の両親のもと育ちました。
ひとつ上に兄がいて、私は何でも兄の真似をしたがる、負けず嫌いな子どもでした。
兄のおさがりの洋服を着ていたこともあり、男の子に間違われることもしばしば。
兄の友人にまぜてもらって遊ぶことが多かったせいか、
幼稚園では女の子たちの感覚と少しズレていて、
ちょっとした冗談のつもりが女の子を泣かせてしまい、
同じ組の女の子たちから責められるという苦い思い出があります。
その後は引っ越しをすることが多く、
小学校も入ってまもない時期に転校したことで、
「アウェイ感」や「周りとは違う」という意識が
ずっとうっすらとありました。
また、父が単身赴任でほぼ家にいなかったことも、
「周りの家とは違う」という感覚をもつ一因になっていました。
父は夏休みや冬休みの数日間家に帰ってくるだけで、
たまにサプライズで帰ってきて家族を驚かせることもありましたが、
ほとんど母と兄との3人暮らし。
両親からは愛情を注いでもらいましたが、
私が18歳のときに両親は離婚。
長い間ケンカが絶えなかったので、
離婚は仕方ないことと思いましたが、
「子はかすがい」のかすがいになれなかったと、
それまでわがまま放題に生きていた自分を悔やみました。
一時は「あんたなんか生まなきゃよかった」
と言われるぐらい関係が悪化してしまっていた母とも、
大学受験の頃からしだいに和睦。
高校生活では無断欠席や遅刻を繰り返し
留年目前となっていたところ、
大学受験を決めたことで心を入れ替え、
もっと良い人間になりたいと思うように。
大学には、
母がパートで働いてきてくれたお金と、
入試成績優秀者の入学金免除制度のおかげで無事入学。
そんな経緯もあり、サークルや遊びといったキャンパスライフを送る気にはならず、
学業とアルバイトに打ち込みました。
同じ頃、ダイエットにも目覚め、
日々の食事制限によって
約2年でマイナス8kgを達成。
そんなふうに、変わりたいと決意して
実際に変われることも多くありましたが、
それでも自分に満足できることはなく、
気づいたときには鬱のような心理状態になっていました。
成功体験とネガティブ思考
読書好きの母の背中を見て、自然と勉強が好きな子どもに育ったおかげで、
小学生の頃から「あかり先生」とあだ名がつくほど勉強は得意。
幼い頃から体を使って外遊びをしていたので、
運動神経も良く、毎年リレーの選手。
毎年クラスメイトの誰かから告白されるようなモテ具合もあり。
中学時代は定期テストで学年1位の常連。
高校も大学も、塾へ通うことなく
第一志望校へストレート合格。
大学時代は、「JR北海道ミス・ツインクル」・「宝くじ幸運の女神」という
キャンペーンガールのオーディションに
どちらも一発合格。
新卒の就職活動では、
唯一受験した第一志望の企業に一発内定。
どちらかというと周りからは、
”うらやましい”
と言われることが多い人生でした。
それでも、「人生楽しい!」
「自分大好き!」と思っていたかというと、
全くそうではありませんでした。
できていることよりできていないことを見て、
自分を責めたり、自己嫌悪を感じたりする癖は、
大人になるほど強くなっていったように思います。
自分の存在が周りの人にとっては喜ばれているとしても、他の誰でもない自分が
自分を好きだと思えない。
周りの人の役には立つとしても、この自分で生きていくことが、
自分にとっては面倒で、人生が憂鬱でした。
大学時代、自分を磨きたい思いから自己啓発本をたくさん読みましたが、
「変わりたいのに変われない」思いはどこかいつも消えませんでした。
コーチングへの想いとこだわり
そんな自分が内側から変われたのは、
「コーチング」と「心理の学び」に出会ったから。
これは断言できます。
あんなにどうしようもできないと思っていた「思考」が、大きく変わりました。
周りの景色は、本当に自分の見方次第。
思考のクセや思考回路を変えれば、
日々の感じる気持ちも
人生への安心感も変わることを
身をもって知りました。
私が今ライフコーチとして大切にしていることは、
単なる手法としてのコーチングではなく
クライアントの方に対して、心の深い部分に関わらせていただくことです。
単にその方の発言そのものや、
今の状態だけをみるのではなくて、
どんなことが思考の土台になっているのか
過去の経験や記憶、今現在の思い込み、
価値観や世界観までも
掘り下げて共有すること。
そうすることでこそ、
根本的な内面からの変化を得ていただけるからです。
そして、
行動目標を達成するだけではなくて、
心から幸せになっていただくこと。
悩みを解消したり、なりたい自分になるには
さまざまな選択肢があると思いますが、
コーチングセッションを通して
その過程を共有させていただけるなら、
何よりの喜びです。
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
セッションでお話しできることを、
心から楽しみにしています。
上村 あかり